品川区バスケットボール連盟審判部です。
JBA（公益財団法⼈⽇本バスケットボール協会）より 2023 年 4 ⽉から実施するために公開された
『2022 FIBA バスケットボール競技規則 変更点サマリー』の中から、品川区バスケットボール
連盟⼤会において必要と思うものを抜粋し、加筆したものです。
1. アンスポーツマンライクファウル
トランジションなどで、相⼿チームのバスケットに向かっているプレイヤーがディフェンスに後ろ
や横から触れ合いを起こされたとき、ファウルをされたプレイヤーとバスケットの間に相⼿チーム
のプレイヤーが⼀⼈もいない（クリアパス）場合はアンスポです。同じ条件であれば、「パスを受け
ようとするプレイヤー」や、「前に⾛る味⽅にパスしたプレイヤー」がファウルされたときもアンス
ポが適⽤されるようになりました。
2. スローインファウル
ゲームの残り 2 分間で、スローインするプレーヤーの⼿からボールが離れる前に起こったディフェ
ンスファウルは、「スローインファウル」として、1 個のフリースローとスローイン（ファウルが起
こったところから）が与えられるようになりました。今までのアンスポはなくなりました。
3. 前半攻めるバスケット
前半に攻めるバスケットが⾃チームのベンチ側になりました。そのため、前半のアップも⾃チームの
ベンチ側のハーフコートで⾏います。後半はその逆になります。
4. ユニフォームの番号の⼤きさ
新しくユニフォームを作るチームは番号の⼤きさが前 8cm 以上、後ろ 16cm 以上となり、少し⼩さ
くても良くなりました。
5. ゲーム開始のジャンプボール後のポゼッションアローの向き
ポゼッションアローは、ゲーム開始のジャンプボールの後、最初にボールをコントロールしたチーム
の相⼿チームが攻める⽅向を⽰します。
6. クォーター終了間際のファウル
クォーター終了間際にファウルとブザーがほぼ同時に鳴ったときは、笛とブザーどちらが先だった
のかを決めます。終了のブザーが先に鳴っているときは、特別なファウル（アンスポやディスクォ
リ）以外のファウルは取り消され、そのクォーターを終了します。ファウルの笛が早かったとき
は、残り時間を戻してファウルの処置をして、ゲームを再開します。これまでのように、シュータ
ーだけ残ってフリースローを打ってクォーターを終えることがなくなります。
＊ルールについて質問がある場合は、⼤会期間中に役員へ気軽にお声がけください。
品川区バスケットボール連盟