◆質問
4Q残り1.8秒同点で相手のタイムアウト後の場面です。
相手がサイドライン(スローインライン)からパスしたボールがボードとリングにぶつかり、
そのあと相手がキャッチしました。
着地してそのままシュートを決めて得点が認められました。
これってヴァイオレーションではないですか?
◆お答えします
得点は認められます。
スローインしたボールが直接リングに入らない限りヴァイオレイションにはなりません。
ゲームクロックはプレイヤーが触った時に動き出します。
バスケットボードの表面、上面、下面、両側面にボールが触れてもヴァイオレイションではありません。
床に触れたのと同じです。
ショットしたボールがボードの裏側を通ってもヴァイオレーションではありません。
ただし、裏面、金具、付帯設備(例えば24秒計)などに当たった場合は、ヴァイオレイションです。
ゲーム終了間近でどうしても得点が欲しいときなど、エンドからのスローインのボールを、ボードの側面や上部に当てて味方にパスしてショットしてもルールでは問題ありません。
他のプレイヤーに触れず自分で取ったらダメです。
審判は当たった場所が側面なのか裏面なのか判断しないといけないので、注意が必要です。
こんな奇策が取れれば、フォーメーションの一つになるかもしれませんね。
ルールや審判に興味がある方は、大会期間中など、品川区バスケットボール連盟審判部にお声掛け下さい!
品川区バスケットボール連盟