品川バスケットボール連盟審判部です。
第二回審判講習会が終了しました。
今年度は、戸越体育館工事の関係で第二回大会が12月から開始となります。
審判部では、皆さんに大会を楽しんでいただけるよう、ルールや判定について情報を発信していきたいと思っています。
不明点は大会期間中など、お気軽にご質問ください。
先日の区民大会で、いくつか質問をいただきましたので紹介したいと思います。
◆質問 <テーブルオフィシャルから>
ショット・クロックが残り2秒でスローインとなりました。
味方に向けてパスしたボールが相手の背中に当たってしまいコートを転がって・・・
そうしたらショット・クロックのブザーが鳴りヴァイオレイションとなりました。
私はスコアを書いていましたが、何となくコート上は不穏な雰囲気に・・・。ショット・クロックの担当者は全く動じていません。
これって正しいのですか?ショット・クロックはコート内の味方がボールをコントロールするまでは動かないんじゃないですか?
◆回答
ショット・クロックを動かし始める時期の質問ですね。
ショット・クロックを動かし始めるタイミングの多くの場合は、リバウンドなどでチームがあらたにボールをコントロールしたときです。
しかし、スローインの場合はボールがコート内のプレイヤー(味方でも相手でも)に触れたときなのです。(第50条ショットクロックオペレーター:任務50.1)
今回のケースでは、スローインされたボールが相手の背中に触れたときからショット・クロックを動かし始めるので、2秒が経過すればショット・クロックの合図が鳴ることになります。
つまりこの時の処置は正しかったと言うことです。
◆質問<選手から>
ゲーム中にユニフォームのシャツが出ていると毎回毎回審判に注意されます。
出したままプレイをしてはダメですか?
◆回答
このケースは一番多いのではないでしょうか。
ゲーム中はユニフォームのシャツをトランクスの中に入れることはルールで明記されているのです。(第4条用具・器具4.3ユニフォーム4-3-1『全てのプレイヤーはコート内ではシャツはパンツの中に入れなければならない』)
FIBAの原文でも「All player must tuck their shirts into playing shorts.」です。
そのため、ゲーム中はシャツをだしたままプレイをしてはいけないのです。
審判はルールに基づいて注意をしているので、特定の選手に向けていじわるをしているわけではありません。
とはいえ、プレーをしているとシャツも出てしまうと思います。
気付いた時にはシャツをトランクスの中に入れるようにしてください。
◆2018FIBA 新ルールへの対応について
JBAからニュースが出ていましたのでご案内いたします。
2018年10月1日FIBA公式大会においての新ルールについてです。
プレーコーリング・ガイドライン(20180921修正)
【新ルールの適用時期について】
①FIBA 公式大会:2018年10月1日~
②日本国内大会:2019年4月1日~(※一部例外あり。下記③④参照)
③男女トップリーグ(B.LEAGUE、Wリーグ、B3リーグ):2018-19シーズン開幕~
④第94回天皇杯・第85回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会:2ndラウンド(2018年12月1日)~
品川区大会での適応、対応については、大会毎に代表者会議、当HPでお知らせいたします。
品川区バスケットボール連盟